BILA KU INGAT   忘れ残りのインドネシア

おとっつあんの忘れ残りの記
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『岬』/ 中上健次

』/ 中上健次


過去ログ①

過去ログ②


中上健次:1976年『岬』で第74回芥川賞を受賞、戦後生まれで初めての芥川賞作家となる。
(1992年、腎臓癌の悪化により46歳で早逝。)


時折、思い出したように読みたくなる。

血の呪いに蠢く若者が、自らのアイデンティティや「生」の意味を探す姿が、ただ狂おしく、目が離せない。

蛇足であるが、ピースの又吉直樹氏(彼も偉大になったもんだ)が本作を好きだと語っている…。

過去ログを紐解くと、中上健次の作品は4年ぶりということになる。

文庫本で読んだので、ただただ文字が小さく、また、独特の粘っこい文体で、読むのにエネルギーを要す。

人物の相関図が頭に描きにくく、何度も、ページを前に遡って、再確認することも。(それでもようわからん時もある)

逃れられない宿命と、命がけでそれに対峙せんとする人間の性と生。

命の咆哮なるものが、宿っている。

禍々しさの中にある清冽。





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[ 2019/03/23 12:00 ] 読 書 memo-memo | TB(0) | CM(0)
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