年に一度の「学生祭」、要は、体育祭(運動会)が行われた。

もとより、走る競技などは、若いメンバーに任せて、僕などはほとんどクラスの応援で、終日楽しませてもらった。
玉入れには出場したが、これがわずか競技期間30秒で、あっという間に出番は終了したのだった。

そもそも公衆の面前に立つことが億劫なのだ。
さすがにこの年齢とこの風貌で、青春を謳歌する世代とともに同じ場にいることが、めちゃめちゃ恥ずかしいのだ。

それにしても、クラスを見渡すと、毎度のことながら、若い世代や女子(おばちゃん子育て世代を含む)などの、懸命の声援には圧倒される。
特に、女子のあのパワーはいったいどこから湧いてくるのか。
早速、クラスのグループLINEには、アルバムに200枚を超える写真がアップされており、クラスメイトの雄姿や仲良しグループの笑顔やら、学生祭の1コマが、これでもかと載せられていた。
僕は無類の写真嫌いだが、レンズを向けられると、無下に拒否することもできず、これがまた苦痛となる。
とほほ。

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