『深夜特急』 -第三便 飛光よ、飛光よ- 沢木耕太郎(新潮社)
作品詳細

ようやくゴールのロンドンまで到着。

『深夜特急』の再読を終えました。
本編は、旅の終わりを意識しながらの道程となり、旅を終えることへの逡巡や寂寥感が滲んでいます。
筆者の心の揺らぎが手に取るようにわかる気がします。
ジャカルタ赴任の任期満了が迫りくるあの当時、
これで第二の青春時代

も終わってしまうのだなと痛切に感じたのをよく覚えています。
【時よ、とまれ】と幾度願ってみたことだろう。
遅ればせながら、『深夜特急』のファンになりました。

※深夜の『深夜特急』 -3- 

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