BILA KU INGAT   忘れ残りのインドネシア

おとっつあんの忘れ残りの記
月別アーカイブ  [ 2006年09月 ] 

さんぱつ

散髪にはほとほと苦労した。
個人差があるのだろうが、この気候のせいか、つめの伸びるのが早く感じた。
髪の毛もそうだったような気がする。
たかが月一の散髪だが、私にとってはひやひやものだった。

市井の散髪屋で切っても、まともな(自分の気に入る)髪型にしてくれることはめったにないからだ。
(少し遠出をして、やや高めの料金を払って、
腕に信頼がおける日本人女性美容師のもとへ通うほどでもないし)

こちらの意図を八割がたインドネシア語で相手に伝えても、
カッティングの技術や感性が違うから、油断して鏡を見たときには、
自分の髪型がとんでもないことになっているということがある。
私も初めの頃、それでよく失敗した。 

散髪後の週明けは、通常以上に憂鬱になった。
週明けに斬新な髪型本人の意図するところではない)で
出勤してくる同僚と、互いの頭を見て笑ったものだ。

そこでおおまかなカットをモールの散髪屋でやって、残りは自分でやることにした。
これまた勇気が要るが、どうせやるなら自己責任のほうがいい。
初めのうちは長短のそろえ方に難儀した。
右手のハサミに全霊を込める。
サイドのカットは特に難しい。
調節に失敗するごとに、髪が短くなった。
さすがに後ろ面のカットは妻に任せた。
回を重ねるごとに我ながら、少しカット技術が上達した感じがした。

制約だらけの海外生活では、
「自力」で対処できることが増えるごとに、新発見と楽しみも増していく。

ジャカルタに来ることがなければ、
自分の髪の毛を切ることなぞ生涯なかったにちがいない。

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[ 2006/09/30 08:01 ] Jakarta -忘れ残りの記- | TB(0) | CM(0)
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