BILA KU INGAT   忘れ残りのインドネシア

おとっつあんの忘れ残りの記

『いねむり先生』

いねむり先生』 /伊集院静
41Vf3jw3VgL__SX345_BO1,204,203,200_

内容(「BOOK」データベースより
最愛の妻である女優と死別し、ボクは酒とギャンブルに溺れる日々にあった。そんな折、友人のKさんが、初めて人を逢わせたいと言った。とてもチャーミングな人で、ギャンブルの神様として有名な作家、色川武大(阿佐田哲也)その人だった。先生に誘われ、旅打ちに一緒に出かけるようになる。先生の不思議な温もりに包まれるうち、絶望の淵から抜け出す糸口を見出していく。自伝的長編小説の最高峰。 -amazonより-



伊集院静の作品は初めて読んだ。

麻雀放浪記』の阿佐田哲也なら知っていたが、、それが色川武大という純文学作家で、いねむり先生だったとは。

小説としては、これなら僕にも書けそうだと思わせる。

だが、この簡明で淡々とした筆致ゆえに、作者の悲しみや孤独、人々の温かさ、いねむり先生への思い、いねむり先生の作者への思い、これらがしみじみと立ち上ってくる。

この心地よさよ。

分厚いハードカバーだが、会話文が多く、改行も多いので、あっという間にページを繰れる。

作者がラジオ「学問のススメ」で、とにかく「チャーミングな人」と評した色川武大。

たしかに、そうとしか表現できないすごい人物であった。

温かく、そして、応援したい作品。



スポンサーサイト



[ 2019/07/13 18:28 ] 読 書 memo-memo | TB(0) | CM(0)
FC2カウンター
プロフィール

あぱあぱ

Author:あぱあぱ
アラフィフ ♂
〇社会福祉士取得

apa-apa
ご訪問ありがとうございます!
ブログランキング・にほんブログ村へ
▲一回押してね! おっさんに愛を!
月別アーカイブ